2017年6月27日火曜日

伊藤英子の宝物


保育園で務める伊藤英子には、宝物があります。それは、保育園を卒園していった園児たちからプレゼントされた、お手紙です。伊藤英子が勤める保育園だけかもしれませんが、代々卒園するときには、先生へということで、保護者の方と園児が手作りで作成したメッセージカードがプレゼントされるのです。本当にありがたいですよね。皆さんが忙しい時間を割いて、手作りしてくれるなんて、もうその気持ちだけでも嬉しいというのに、その手作りメッセージカードが毎年毎年、泣けるほどに感動するものなのです。園児の写真を添えて、園児から先生宛にメッセージが書かれているもの、お絵かきが書かれているもの、内容はそれぞれなのですが、その一枚一枚に、園児達の成長が見られ、その子供たちとのいろいろな思い出が蘇ってくるのです。これこそプライスレスだなー!と、思いますよね。そして、そのメッセージカードを見るにつけ、私はこの子供たちに、全力で向き合ってこられたかしら?もっとこの子たちの為にできたことはなかったかしら?やり残したことはないかしら?どうかこの子たちが小学校に入っても、前を向いて頑張っていけますように・・・と、思うのです。卒園しても、伊藤英子の大切な子供達という意味では変わりはないけれど、毎日そばにいて見守ることが出来なくなるという意味では、心にポッカリ穴があいたような気持ちです。私はそんな園児たちからの最後のプレゼントを時々ひっぱりだしては読み返します。それは、私の宝物でもあり、勇気の源にもなっているのです。どうかこの子たちがずっと幸せなときを過ごせますように・・・

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